私は朝走ることを日課としています。
ただ、寒さに弱いので、走るのは専らスポーツ・ジムですね。
ジムで走ることに否定的な方もいらっしゃるかと思いますが、寒い中無理して走って風邪を引いては元も子もないですもんね。
やはり、ジムは現代社会に必要不可欠な存在です。
走る前に、インストラクターの元、三十分間のストレッチを施し、体を温めるのだが、これを屋外で一人でしようものなら、間違いなくこの時点で心が折れるはず。
1.バイクマシン
十分体を温め、筋を伸ばしたら、まずバイクを漕ぐ。
時速14kmを標準に設定にしておき、画面に映る景色に併せて速度、重さが変化していくので、下り坂では時速18km、登り坂では時速12kmと幅があります。
外国のどこか知らない風景を巡っていくのも、バイク・マシンならでは。
これをきっかり1時間。走行距離は、平均して15kmほど。
これが意外とあっという間に感じるのです。
ほどよく汗もかくが、室内は空調がしっかり効いているので、汗だくになるということはないですね。
また、ここで汗だくになってしまえば、次のランのために、わざわざ着替えなくてはならないので、ほどよい具合の汗の量で。
2.ウォーキングマシン(ウォーキング)
バイクが終わったら、ウォーキングを三十分。
こちらは時速3.5kmから4.5kmで、その日の調子に合わせて一定の速度で進める。
先ほどかいた汗が徐々に引く程度の軽めの運動なので、運動をしながら、体を冷やすこともなくバイクでの疲れを取るという効果的なものでもあります。
3.ここまでで30分です!
実はこの三十分で、私は映画やドラマを観賞するという習慣をつけています。
両脚をリズムよく動かしながらも意識は映像に集中している。
それこそ、あっという間の三十分なのです。
疲れが取れたところで、メインのランを始める。
4.ウォーキングマシン(ラン)
一旦、マシンを止め、改めてアキレス腱を伸ばす。
準備運動ですね。
ランも三十分。
正直、もっと走りたいと思うこともありますが、ランナーズ・ハイとなって、無理をしては意味がない。
ハイになる前に気持ちよく疲れたところで終えるようにしています。
速度は時速6kmから始める。
いきなり時速9km、時速10kmから始める人もいるようですが、私は1分毎に時速0.1kmずつ上げていくようにしています。
最初から飛ばすタイプの走りではないです。
5.ラストスパート
もう、映画やドラマには集中できないので、音楽に切り替える。
Bluetoothでイヤホンと接続し、Tonight What It Means To Be Youngが流れ出せば、足が自然と動き出すのが分かります。
1分ごとに徐々に速度を上げていきますが、画面にも集中しています。
1曲目はおよそ7分の曲なので、この曲が終わるころには、時速は6.7kmほど。
もうこの程度では何の疲れも感じない。
2曲目Nowhere Fast…こちらの曲はおよそ6分間。
時速は、7.3~7.4kmほど、まだ隣の人と会話しながらでも走ることができます。
ただ、走り初めて12分ほどで体中から汗が噴き出し始めてきます。
急にトレーニング・ウェアが重く感じてきます。
そして、3曲目、Footlooseで、急激に気持ちが高ぶり始めました。
時間はおよそ4分。
速度も時速8kmほど。
その後もCool Riderなどのノリのいい曲を奏でながら速度を上げていき、最後は時速11kmほどまで上げてフィニッシュ。
この辺りでは、もう隣と話す余裕もなく、三十分のタイムを迎える瞬間は、正にゴールでテープを切るような気分に浸ることができるのです。
6.クールダウンとシメ
そして、速度は時速7.2kmまで急激に落とされ、早歩きのような状態で呼吸を整える。汗は、ラン・ウェーブにまで落ちて、髪はシャワーを浴びたようになります。
そして、マシンは徐々に速度を落とし、時速3.6kmでキープして、数分ウォーキングを続けることで、体調を整える。
汗も引き始めたら、マシンを止め、深呼吸。
なんとも言えない心地よい疲れで運動を終える。
以前は、この後に筋トレを行っていたが、着替えをすることの手間と心地よい疲れのまま、サウナに入りたいという欲求に駆られ、今はやっていません。
心地よい疲れと、それを癒してくれるサウナを堪能したら、私の一日が始まります。