ダイエットに興味をお持ちの方ならご存知でしょう
・・・・・・BMI=Body Mass Index。
日本語で表わせば、体格指数というものです。
日本肥満学会やWHO(世界保健機構)の肥満判定基準になっています。
求め方は簡単です。
体重(kg)を身長(m)の二乗で割ることで求めることができます。
体重(kg)÷身長(m)²=BMI
因みに日本肥満学会では、
BMIの標準値を22と設定しています。
ここで簡単なチェックをしてみましょう。
1.BMIが25以上
標準よりも高く、肥満気味と判定されます。
肥満は健康の大敵です。
様々な生活習慣病を引き起こすおそれがあります。
直ちに、食生活を見直し、適度な運動をするように心掛けてください。
ウォーキングなどの有酸素運動を生活の中に取り入れるといいでしょう。
昼休憩のときに、食後の散歩などをしてみてもいいと思います。
2.BMIが18.5未満
標準よりも低く、痩せていると判定されます。
肥満は健康面からみて、すぐにでも改善をしたいものですが、痩せすぎも健康にとっては良くありません。
食欲がないことが原因なのか、精神疲労が原因なのかは人それぞれですが、
やはり適度な運動と規則正しい食生活を心掛けてください。
3.BMIが1と2の間
標準の範囲内といえるでしょう。
現在の体重を維持できるといいですね。
ただし、日本人にはBMIが標準でも体脂肪率が高い方、いわゆる「隠れ肥満」が多いようです。
BMIだけで安心するのではなく、適度な運動、栄養配分のよい食生活を心掛けて自己管理に努めましょう。
欧米の先進企業では、BMIや体脂肪率が出世に影響するなどとも言われております。
自分の体を自己管理できない者に仕事を任せることはできないという考えなのでしょう。
ちなみに、筆者は現在BMIが18.7です。
数年前までは、25を越えていました。
さすがにこれはマズいと思い、ジムに通い出してはみたのですが、筋トレなどをやっても効果はありませんでした。
効果がなければ、ジム通いを断念しようかと思ったときです。
テレビで青山学院大学陸上部の原晋監督のインタビューを拝見しました。
青山学院大学陸上部は、原監督になってからの戦績はまさに目を見張るものです。
いったい何がそれほど変わったのでしょう。
アスリートのイメージは、体格が大きく筋肉隆々のイメージがありますが、青山学院大学陸上部の選手は、みなさん中学生のような体つきなのです。
筋肉はつけないというトレーニング方法で、体に柔軟性をもたせているのです。
そこで私個人も、原監督のおっしゃったことを意識してトレーニング方法を見直すことにしました。
そこで、マシンを利用した筋トレは一切やめ、ストレッチとウォーキング、ランニングのみに絞ったのです。
ストレッチを30分、
ウォーキングを1時間、
ランニングを30分
するとどうでしょう。
BMIは見る見るうちに下がっていきます。
体型も若いころのように引き締まって、数年前の自分の姿がウソのようです。
決して貧相な体つきというわけではありません。
食生活はそれほど変わっていませんが、意識したのは外食を抑えるようにしたことです。
そうすることで、無駄なカロリーを摂取せずに済みます。
今、体型やBMIを気になさっている皆さん、実体験から言わせていただきます。
食生活を見直すことは大切ですが、ストレスが溜まるような我慢ばかりの食事制限では、一時的な効果しか現れません。
まずは、
ストレッチで体をしっかりとほぐしてください。
そして、
散歩、ウォーキング、サイクリングなどの有酸素運動にたっぷりと時間をかけてみてください。
必ず効果が現れます。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。