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契約ライターによる多ジャンルブログです。様々な話題を混ぜて自由に書かせてもらってます。少しでも皆さまの暇つぶしになれるよう一生懸命暇を潰していきますのでよろしくお願いします。ふらっと来て頂ければ幸いです。

心霊写真に正体はある!?

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奇妙なものが写真に写った! なんてお話をよく耳にします。そう、いわゆる心霊写真の類いです。果たして、そこには本当に幽霊がいたのでしょうか?

 

 

 

人間の脳は、良くも悪くも刺激を都合良く解釈してしまいます。人類がこの地球上の最頂点に君臨する理由は、元々人間は非常に弱い存在だったことにあります。何やら矛盾しているようですが……。

 

人間には、どう猛な野獣のような牙や爪、角がありません。身を隠すための保護色変化や擬態もできません。考えてみてください。人間は何一つ特別なパーツも技もないのです。そう、人間はとても弱い生き物なのです。

 

では、その弱い人間が生き延びる術は何でしょう? 答えは逃げることです。人間は自然界では、とても弱い存在なので、生存競争に勝ち抜くためには、逃げることが最優先なのです。

 

心霊写真の話題からかなり逸れてしまったように思われるでしょうが、実はそうではありません。ご心配なく、話題は続いております。人間は、敵や捕食者から逃げるために、常にその存在に対して敏感でいなければなりません。

 

一刻でも早くその存在に気が付かなければ、逃げることができなくなるのです。「何かいるかな?」などと、じっくり観察などしていたら、生き延びることができないのです。

 

だから、顔のようなものを見たら、瞬時でそれは「顔だ!」と判断しなければならないのです。ネット社会に生きている我々は顔文字なるものを、よく利用しますね。

 

\(^_^)/ (-_- (´д`) _(._.)_ などなど

 

これが、心霊写真の正体です。人間の脳は三つの点(∵)があるだけで、それを顔と認識してしまいます。そう判断した方が、安全だからなのです。生き残るための防衛本脳が、そう見させているのです。

 

だから、写真に写った両目と口に相当する三つの点のようなものがあれば、それは人間の脳にとっては、顔なのです。そのようなものは、そのときなかったはずだ、と言われる方もいらっしゃいますが、人間の視覚とカメラの視覚は構造が異なります。

 

人間の脳は視覚情報を目的によって加工します。例えば、机の上を見てください。あなたの視点は、机の上のある何かに集中するはずです。ペンか、ノートか、それとも机上の一部分か……その他の物には視点は届きませんよね。

 

ところが、カメラはレンズに映ったものを全て表わしてくれます。さあ、その写真を見てください。あなたの気付かなかった物がたくさんありますよね。

 

心霊写真は、その場にはなかった物、者、人が写ったのではなく、人間に狭い視界には及ばない位置に顔の役割をする三つの点のようなモノが写っているのです。

 

そこに場所、行事、行動などのシチュエーションが加われれば、それは立派な心霊写真なのです。たとえば、「誰かが死んだ場所」で、「供養する」ため「ろうそくを点し」、カメラのシャッターを押したら、顔のようなモノが写り込んだ、となるのです。

 

年間に何千、何万と写真を撮るプロのカメラマンに写らない「何か」を、たまたま数枚撮った素人の写真に「何か」が写り込むこと自体が滑稽な話ですよね。

 

心霊写真のようなモノが撮れたら、それは防衛本脳だから、むしろ安心していただいた方がよろしいかと思います。