こんにちは、このブログの運営者の藤です。
初めて出て来ました。
突然ですが私はね、日本はなぜこうも住みにくいのかと度々思うのですよ。
汚い話しですが、お金の話しをします。
お金持ちの人に富が回ってくるようになっているこの世の中。
政治家=お金持ち=権力=金持ちの生きやすい国
そりゃそうだ。
人間はほとんどが自分や身内のことしか考えていませんからね。
私のなかでは「お金持ちは心にゆとりがある」「器が広い」そんなイメージでした。
しかし、社会に出ていわゆる「年収1000万円プレーヤー」と何度かお話しをさせて貰ったことがありますが、私のイメージを覆すような方達が多かったのです。
いや、もちろん全員ではありません。
絵に描いたような柔らかく全てを包み込むような笑顔で挨拶をして終始朗らかな雰囲気を醸し出されている方々ももちろんいらっしゃいました。
心の余裕を感じました。
果たしてこれは「お金持ち」だからなのか。
そこで今回はこの心の余裕を感じることが出来たある人物とのエピソードを記しておきたいと思います。
A氏とのお食事で聞いてみた
ある日、仕事でもお付き合いのある「お金持ち(=年収2000万以上)」のA氏(65)とお食事をする機会があったので思い切って聞いてみた。
藤「Aさんって僕の中では正直お金持ちの方なんですけど、なんで偉そうにしないんですか?(笑)」
なんだこの聞き方は と自分でも心の中で突っ込んでしまった。
A氏「ほう(笑)どうしたの急に(笑)」
そりゃそうだ。いつもの優しい笑顔がさらに優しくなる。
A氏「偉くないからだよ(笑)きっと藤君は勘違いしているね。私は自分の力で富を手に入れた訳じゃない。世の中にはもちろん生まれた環境が良い人もいる。でも、私は違うよ。」
藤「Aさんが会社の創業者ですよね?とても苦労されたでしょうからもっとこう、堂々とって言えば良いのか、なんと言えば良いのかモゴモゴモゴ」
A氏の普段からのあまりの腰の低さとパッと見普通のTHEオジサン感のせいでどうも話し方がプライベートとビジネスの中間くらいの意味不明な言葉遣いになってしまう。
A氏「私はね~別に『俺は社長だ!』みたいなことに興味が無いんだよ。それよりもね、私はたくさんの色んな人に支えられて生きているんだ。「家族」から始まり私の会社の「従業員さん」そして「地域の人々」「コンビニの店員さん」「安い酒ばかり売っている居酒屋の兄ちゃん」。この人達に恩返しがしたくて日々を生きているんだよ。だから常々「ありがとう」と思いながら生活をしていてねぇ。家族がいなきゃ生活が出来ない、もちろんたまにはケンカもするけど。従業員さんがいないと会社は回らないし、地域の人々がいるおかげで治安は守られるし挨拶も出来るし自治体ってもの出来る。コンビニの店員さんが深夜働いてくれているおかげで夜食のカップラーメンをこっそり買いに行ける。居酒屋の兄ちゃんがいるおかげで安い酒でも仲間と美味く飲める。だからねー私は「一日一善」というよりも「一人一善」を心掛けているよ。人に会ったら必ず、自己満足でも良いから何かその人の為になることをするように心掛けているよ。」
私はこの「一人一善」という言葉にとても共感しました。
このA氏のご家庭はとても貧しいご家庭だったそうです。
しかし、とにかく特にA氏は優しかったそうなんですね。
A氏を悪く言う人はごく少数だったそうです。
なぜ私がA氏のそんなことまで知っているかって?
私の父の友人だったのです。
たまたま仕事の取引先がA氏の会社でっていう感じです。
父が言うにはA氏は「お金は無いけど心が裕福だった。そのおかげで色んな人々が彼を助けて今の状況になったんだ。人にした行いは良いことも悪いことも返ってくるらしい。」とのことでした。
生きにくいこの「日本」という国、社会を少しでも生きやすくしたいなと。
私は今日から「一人一善運動」を心掛けていこうと思います。
みんなが「良い人」になれば日本経済は良くなるんじゃないかと。
現在午前2時ちょい前です。さすがに睡魔が襲ってきました。
いいですか、みなさん「一人一善」ですよ。
日本人に幸あれ。