Show More Night

契約ライターによる多ジャンルブログです。様々な話題を混ぜて自由に書かせてもらってます。少しでも皆さまの暇つぶしになれるよう一生懸命暇を潰していきますのでよろしくお願いします。ふらっと来て頂ければ幸いです。

フィア・ザ・ウォーキング・デッド S3E13

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地下の倉庫に逃れた牧場の人たちのその後を描いた内容となります。悪いことばかりが重なり、気が滅入ってくる回です。

 

 

やっとの思いで逃れた倉庫は空調が動いていません。通風ダクトに何かが詰まっている様子です。あくまでもここは倉庫、避難所ではないので、空気を取り込むための穴は他にはありません。このままでは空気がなくなります。このとんでもない事実から物語は始まります。

 

オフェリアとクレイジー・ドッグがダクトに入ることになりますが、通風口の先に出るまでに1時間以上掛かります。計算上、空気は2時間以内になくなってしまいます。空気が薄くなれば、動きは鈍くなるので、間に合うかどうかも賭けとなります。

 

そこでアリシアが提案します。「時間を稼ぐ方法がある」と。「人が減れば、その分空気がもつ」……口減らしですね。そして、感染者に噛まれている者を死なせることにします。彼らはほっといてもそのうち死を迎え、感染者に変わります。しかし、それを自ら名乗り出る者がいるのか……。

 

アリシアは、空気がなくなることを伝え、感染者に噛まれた者に名乗り出るようにいいます。すると、一人また一人と名乗りでます。とても辛いシーンですが、この先にはもっと辛いことが待っています。

 

噛まれた人たちは、一箇所に集められます。方法は、鎮痛剤(モルヒネ)で意識をなくし、アリシアが対処します。彼らは恐怖で震えますが、自分たちがいれば、やがて他の者たちを傷つけることも承知しています。苦渋の決断を強いられます。

 

そして、一人目、モルヒネを打たれた大柄の先住民の男はすぐに意識を失い、アリシアが彼の頭部にナイフを刺します。それはとても静かに、そして穏やかに行なわれますが、さすがに十八歳のアリシアにとっては辛い試練です。動揺し、我を失いそうです。それでもアリシアは最後まで責任を全うします。

 

しかし、空気はすでになくなりかけており、みな意識が朦朧とし、やがて倒れ始めます。そして、当然、死を迎える者も現われ、倉庫の中はカオス。アリシアも意識を失います。

 

ニックとトロイは、倉庫の外で生存者を助け出そうと思案しますが、感染者の数が多すぎていい案が浮かびません。そこで、燃料庫を爆破させ、感染者を引きつけることにします。

 

しかし、感染者の群れで車が事故を起こしてしまい、ヘリコプターの内部に逃げ込みます。しかし、あっという間にヘリコプターは感染者に取り囲まれます。やがて、窓ガラスも割られ、トロイは死を選ぼうとします。しかし、その瞬間外で爆発音が……。

 

オフェリアともに通気口に入ったクレイジー・ドッグは、密閉された環境の中で過呼吸を起こします。これも観ていて辛いですね。しかし、落ち着きを取り戻し、なんとか通気口の先に行きます。そこには感染者が体を挟まれ、穴を塞いでいました。

 

しかし、二人も空気が薄く倒れる寸前です。感染者に手が届いた瞬間、クレイジー・ドッグが気を失います。しかし、その弾みで感染者の体が抜け、空気が流れ出します。

 

空気が流れ、意識を取り戻したアリシアですが、倉庫内の人たちは感染者に変わっています。さきほどまで仲間だった者たちが、次々に襲ってきて、それにトドメを刺し続けるアリシアですが、あまりに数が多く、絶体絶命。そこに銃撃が! なんとマディソン、ウォーカーが救出にきてくれました。タイミング良すぎ!

 

ニックとトロイも、マディソンたちに助けられたのですね。

 

生き残った人たちは、ダムへ向うことにします。マディソンはオフェリアにダニエルが生きていることを伝えます。そして、アリシアにはジェイクが亡くなったことを……。

 

ニックはトロイが群れを見つけて知らせてくれたが間に合わなかった、と嘘をつきます。

 

マディソンがダムに行くことを伝えると、アリシアは反対します。そして、独りで行動することにします。ジェイクに教えてもらった山小屋に向うことにしたのです。そして、ニックとトロイもアリシアの後を追うのでした。

 

そして、陽気なカントリー・ミュージックをバックに感染者たちは屍を食べ続けます。どんな終わり方だよ! アリシアががんばった回でした。