マディソン、ウォーカー、ストランドロイの3人を乗せたタンクローリーが廃ハイウェイを疾走します。長旅で疲れ切っているところに、感染者の群れ……それを上手にかわし、さらに先に進みます。行き先は、『廃品回収所』。おびただしい数の廃車が並んでいます。その一台の下にマンホールがあり、3人はそこに降りていきます。
ストランドは下水道の中を案内しますが、複雑な迷路のような下水道の中、おまけに感染者もいます。困難を極めながらも、なんとかダムにたどり着きました。
ダムいるダニエルたちは、せっかくの善意も伝わらず、逆に民衆の反感を買ってしまいます。そして、襲われながらもタンクローリーでダムに戻ります。すると、そこにマディソン、ストランド、ウォーカーの3人がいます。ここでのダニエルのアップが、なんだかとってもマキタスポーツに見えてしまいます。
ダムに着いたマディソンは、ダニエルにオフェリアの生存を伝え、水を分けて欲しいと懇願します。すぐにダニエルはローラに訴え、マディソンとローラとの交渉が実現します。ローラがまともな人で良かった、と思いきや、残念だが水を分けることはできない、と断られてしまうのです。しかし、水を持ち帰ることができなければ、マディソン一家は砂漠に放り出されてしまいます。
ローラは街の住民に充分に水を行き渡っていないことを懸念していたのです。その上、仮にアメリカ人であるマディソンたちに水を渡すことが知られれば、暴動が起きると思っているのです。そして、ローラからは、子どもたちとオフェリアをここに連れてきて残ってはどうか、と提案されます。
その夜、ローラとダニエルが話し合います。そして、ダニエルはオフェリアの元にはいかずに、ダムに残って、ローラを守るといいます。食堂では、ウォーカーが、オフェリアのしたことをダニエルに打ち明けます。
翌日、しびれを切らしたウォーカーは、ダムを出ていってしまいます。その後を追おうとする、マディソンとストランドですが、突然、目の前のタンクローリーが爆破し、民衆たちが押し寄せてきます。しかし、本当は仕掛けたのはストランドでした。
これに慌てたローラたちは、武器の必要性を考え、オフィスに戻り、水との交換条件として、マディソンに武器の供給を求めます。こうして、取引成立。余談ですが、このときのマディソンのメイクが濃い! なんで?
マディソンとストランドは、無事水を得て、牧場に戻ることができます。久しぶりに笑顔に戻る二人、その道中でウォーカーを見つけ、無事3人で牧場に向います。めでたし、めでたし! 久しぶりに気分のいい、終わり方でした。